Conrad 北京|デザインやハード面は最高!朝食は少し拍子抜け?なホテル宿泊記

未来的でとても目を引く特徴的な外観の、コンラッドホテル北京宿泊記

コンラッド北京 部屋
世界的にも有名なヒルトンホテルグループの高級ブランド、コンラッドホテルズ&リゾーツ。
日本には東京そして大阪と2軒あり、どちらも高級感のあるスタイリッシュでモダンなデザインが印象的なホテルです。
今回はそんなコンラッドホテルの中でも未来的でとても目を引く特徴的な外観の、コンラッドホテル北京での宿泊記をお送りします。

アクセス・ロケーション

コンラッド北京は3リングロードの朝陽地区にあり、空港からはタクシーで30分、最寄りの地下鉄呼家楼駅から北に徒歩で10分弱ほどのところにあります。
大通りに面しているものの周りは静かで、北京の最先端のファッションや雑貨、お洒落な飲食店が集まる三里屯やビジネス街である国貿にもアクセス良しの良いとこ取りなロケーション。

Conrad Hotel Beijing:ロビー
コンラッド北京 部屋
こちらがコンラッド北京の正面玄関、堂々とした高級感のある風貌に期待が高まります。
タクシーから出るとすぐホテルのスタッフさんが荷物を取り、レセプションまでエスコートしてくれました。

ちなみにホテルの看板にもある通り、中国では外資系のホテルでも発音(名前?)が違うので毎回タクシーの運転手さんには中国語で書かれたホテル名と住所を見せるのがオススメ。

コンラッド北京 部屋
明るすぎることなく、落ち着いた雰囲気のロビー。
その中にオブジェが少量の明かりをキラキラと反射、時折ゆらゆら揺れて違った表情も見せてくれて素敵…
近づいて見てみると1枚1枚ちゃんと絵柄が違う細かさ。

コンラッド北京
レセプションやエレベーターホールもロビー同様落ち着いた暗めの照明ですが、壁など所々が金色で鏡のようにキラキラと反射して素敵でした。

King Premium Room:46㎡
コンラッド北京 部屋
今回泊まったのはスタンダードの部屋より1つ上のカテゴリーであるプレミアムルーム。
と言ってもデザインや大きさは変わりませんが、17階から25階の高層階に位置しているためより良い景色を楽しめます。

部屋はロビーとは真逆で明るく、外観同様全体的に白・クリーム色を基調としており殆どの家具や電話やアメニティ入れなどの小物も同系色と行った徹底ぶり。
その中に時折ある黒、そしてライトや壁紙の所々にある金色が良いアクセントになり上品な高級感を醸し出しています。

コンラッド北京 部屋
46㎡と大きなお部屋は画像右奥が入り口、入ってすぐにウォークインクローゼット、ベッドルームそしてテレビで仕切られた後ろにバスルームというオープンで分かりやすいレイアウト。

広々ウォークインクローゼット
コンラッド北京 朝食
ウォークインクローゼットは大きなスーツケースを2つ開いても十分スペースのある広さ。
高さも十分あるので丈の長い服も折らずに収納可能、扉もあって中は鏡張なのでここで着替えもできるのも嬉しいポイント。
又、バスローブの他真っ赤な室内ガウンもあって素敵でした。

ベッドルーム&その他
コンラッド北京 部屋
机は十分な広さがあり、色々仕事や作業するにも良さそうです。
モダンなデザインな中にも伝統的なオリエンタル要素が取り入れてあって素敵。

コンラッド北京 部屋
ベッドは大人がちょっと腰掛けるのにも良い高さで硬さも丁度良かったです。
両脇には日本のプラグもさせる国際型のコンセント、そしてライトと自動カーテンのコントロールスイッチ。

コンラッド北京 部屋
窓際のソファはちょっとお茶するにも、お昼寝用のデイベッドとしても使えます。
クッションは真珠色のお部屋に溶け込むかのような淡い青色で、外観も泡のようだしもしかしてホテルのデザインコンセプトって海なのかなと思ったり。

ミニバー
コンラッド北京 部屋
ミニバーは結構大きめの使いやすいサイズ、台部分は大理石でできています。
正面の扉を開けると冷蔵庫、両はしにはグラスやカトラリーが。

コンラッド北京 部屋
ネスプレッソマシーンのカプセルや紅茶、お水は毎日補充してくれました。

バスルーム
コンラッド北京 部屋
テレビの直ぐ後ろにはバスルーム。
オープンではなくちゃんと鍵のかかる引き戸もあるので安心です。

コンラッド北京 部屋
大理石を存分に使った明るく豪華な空間。
ティッシュや拡大鏡、アメニティは壁に沿って置かれている為シンク周りはすっきりしており自分の物を置くスペースがたっぷりあって嬉しい。

コンラッド北京 部屋
革製のアメニティ入れ。
歯ブラシや爪磨き、髭剃りやブラシなど全て丁寧に箱に入れられていました。

コンラッド北京 部屋
コンラッドで嬉しいのは通常アメニティの他にもバスアメニティが選べること。
今回は使用したことの無いテンプルスパを選択…しかし個人的にはシャンハイタンの香りや使用感の方が好きでした。

コンラッド北京 朝食
タオル入れやゴミ箱など収納もすっきりしていて好み。
奥にはトイレと、その横にはシャワーブース。

コンラッド北京 部屋
高さと向きの変えられるヘッド&ボディシャワーは使い勝手がよくて好き。
確か同じ北京市内にあるヒルトン王府井もこんな感じだったと記憶しています。
ハンドシャワーはスタイリッシュ感重視の小さめタイプ、写っているバスアメニティがコンラッドホテル共通のマンダリンオレンジの香りが良いシャンハイタンです。

コンラッド北京
大理石に囲まれた埋め込み?タイプのお風呂は周りに物も置けるし腰掛けて足湯を楽しむこともできて個人的に好き。
バスソルトやバスピロー等バスタイムを快適に楽しむアイテムも用意されており、お湯の出も申し分なく贅沢なお風呂タイムを楽しめました。

プール
コンラッド北京 プール
今回は使用しませんでしたが、プールもキラキラと輝いていてロビーデザインと統一感があって素敵でした。

朝食@Chapter(メインレストラン)
コンラッド北京 朝食
朝食は一階のメインレストラン、チャプターでブッフェです。
黒を基調としたシックな色合いですが天井が高く開放的な雰囲気です。

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大きな図書館のようなデザインで、こんな感じに本棚を模したカウンターに食事が並んでいます。
レストランはとても可愛くて目の保養、しかし写真が撮りにくいのが難点(笑
アイテムはパンケーキやソーセージや卵等の洋食と麺や野菜炒めなどの中華系。種類はあまり無いです。

コンラッド北京 朝食
ジュースやヨーグルト、トッピングのチアシードやジャム、フルーツコンポートなど・
季節によるのかもしれませんが、新鮮なカットフルーツが少なかったのが残念でした。

コンラッド北京 朝食
デザートはドーナツの他中国らしいセレクションも。

コンラッド北京 朝食
ナスの肉炒めのスープヌードルが美味しかったです。

最後に
デザインに惹かれて泊まってみたコンラッドホテル北京、その期待を裏切ることなくロビーやプール等の公共施設に始まり、お部屋もこだわりの感じられる素敵な空間でした。高級感がそこらかしこに感じられるデザインですが、ゴテゴテ飾るという感じでは無い嫌味のない豪華さなのも良かったです。

お部屋は動線がよく考えられており、電気機器や水回り、家具等の作りもかなりしっかりしており手を抜いてないのが分かります。デザインも一見落ち着いているけどちゃんとオシャレなので、デザイン好きは勿論の事、どの世代にも気に入ってもらえそう。
ただ朝食に関してはただ全体的に普通、美味しいけど特別感は無いな、といった印象。レストラン自体のデザインや雰囲気は良いので、朝急ぐことなくゆっくり食べたいという方は良いかと思います。
ホテルのスタッフさんは誰もが英語を喋れるわけではないですが皆親切で丁寧、おかげで快適なステイを過ごすことができました。

値段に関しても東京のコンラッドに泊まるよりは遥かにお値打ちなのも嬉しい。居心地もよく部屋の使い勝手も良いので、友達同士でも家族とでも、勿論カップルにもおすすめできるホテルだと思いました。



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