Yi by Jereme Leung|ラッフルズホテルにある華やかなモダン中華レストラン

写真映え…だけじゃない!有名シェフが満を持してオープンした、目も舌も両方楽しめる麗しのモダンチャイニーズレストラン

Yi by Jereme Leung|ラッフルズホテル
約2年の大規模な改装を終え、2019年8月に再オープンしたラッフルズホテル。
しかしホテルだけではなく、グランドロビーラウンジの復活や、星付きフランス人女性シェフのフレンチレストラン等ホテル内の飲食店にも注目が集まりました。

今回はその中でも世界で9つのレストランを成功させ、本場中国では料理番組・マスターシェフの審査員も勤めたシンガポール出身のシェフ、Jereme Leungが満を持してシンガポールにオープン、シェフの帰還だけでなく内装の美しさでも一躍話題になったYi by Jereme Leungに行って来ました。

アクセス・ロケーション

レストランがあるのはシンガポールで知らない人はいないであろう、ラッフルズホテル。
シェフ本人も「ラッフルズホテルでなければ帰ってなかった」と語るほど、シンガポールでは歴史的で特別な場所と言えるでしょう。

最寄駅のシティーホールMRTからは歩いて5分〜10分ほど、ラッフルズホテルのロビー側ではなく色んなショップが集まるアーケード側。
タクシーで来る方は、アーケード側のタクシースタンドか、お土産やさん(raffles boutique)の方で降りた方が近いです。

Yi by Jereme Leung|ラッフルズホテル
歴史あるコロニアル建築にうっとりしながら階段を上ると見えるのが今回のお目当て、Yi by Jereme Leung。

それこそ改装前は飲茶が有名だった中華レストラン、ロイヤルチャイナがあった場所といえばわかる方もいるのではないでしょうか。

Yi by Jereme Leung|店内
Yi by Jereme Leung|ラッフルズホテル
扉を開けると目の前に広がるのは一面真っ白なお花の世界。
受付があるのでそこで予約名を伝え、中に案内してもらいます。

Yi by Jereme Leung|ラッフルズホテル
お花のトンネルの先にはこれまた華やかなシノワズリ調が美しいダイニングエリア。

明るい店内は机同士の間隔が広く、ゆったりとした椅子は背にフィットするような形でとても座りやすかったです。

Yi by Jereme Leung|ラッフルズホテル
爽やかで素敵な色味の食器類。プーアルティーを頼んだら盃のような可愛いカップに入れてくれました。
アラカルトと迷いましたが今回はランチコースをチョイス。

Lunch Menu I (SGD88.00++ per pax)*写真は4人分です
Yi by Jereme Leung|ラッフルズホテル
最初に来た前菜は冷たいオクラの上にエビとスライスされた貝、そして醤油ベースのソースを回しかけたもの。
シンプルな1品ですがさっぱりとしててとても美味しかったです。コースなので個人別に分けられて来るかと思ったらまさかの大皿だったのが少し意外でした。

Yi by Jereme Leung|ラッフルズホテル
もう一つは湯葉のキノコ巻き。
所々クリスピーな湯葉と、しんなりするまでじっくり味付けされたキノコが優しい味。

Yi by Jereme Leung|ラッフルズホテル
お次はランチに嬉しい点心で、こちらはもっちりつるりとした皮と海老餡のコンビが美味しいHar Kau。中には舌触りなめらかな海老餡とごろりとした海老、黒いのは黒にんにくでした。

Yi by Jereme Leung|ラッフルズホテル
むっちりとした姿が可愛いこちらは豚と海鮮のしゅうまい。
上に乗っているのは桜エビ。

Yi by Jereme Leung|ラッフルズホテル
アラカルトだったら頼もうと思っていたチリクラブ小籠包!
大きくて蓮華には乗らないので最初からおちょこのようなものにのっかて提供されます。見るだけでわかる、薄皮から透けて見えるたっぷりのスープ…!

Yi by Jereme Leung|ラッフルズホテル
小籠包を割ると、中からは流石チリクラブなだけあって赤みのかかったスープが溢れ出ます。
中は丁度良いピリ辛加減のカニ餡で、勿体無いと思いつつ、さすがに一口サイズではないので少しづつ解しながら溢れ出たスープと一緒に口へ。

ぎゅっと旨味が詰まった餡やスープはもちろんのこと、ツルツルの皮も美味しい、できるならもう一つ食べたかったくらい気に入った一品でした。

Yi by Jereme Leung|ラッフルズホテル
点心を堪能したらお次はメイン。
手前はイベリコ豚のニンニク炒め。甘辛いソースがよく絡んでいてご飯が欲しくなる味でした。

Yi by Jereme Leung|ラッフルズホテル
こちらはスパイシーチキン、そして混ざっている小さい豆はなんと納豆!
といっても炒めているので粘り気や臭みもなく、多分納豆苦手でも分からないレベル。

鶏肉はとても柔らかく、こちらも美味しく頂けました。

Yi by Jereme Leung|ラッフルズホテル
台湾風牛肉麺。
じっくり煮込まれた柔らかい牛肉の塊が2つも乗ってます。
細麺が旨味の凝縮されたとろみのあるスープに良く絡みかなり満足感のある1品。見た感じ少ない…と思いましたが麺を食べ終わった頃にはもうお腹いっぱいで本当に丁度良い量でした。

Yi by Jereme Leung|ラッフルズホテル
そんなデザートは限界が近いお腹に嬉しいサワーソップのソルベ、下には桃やレモングラスジェリー。
提供された時は下からドライアイスの煙が出ててなんとも特別感のある演出でとても楽しい。

デザートはさっぱりとして食べやすく、甘酸っぱいソルベがいいアクセントになってお腹いっぱいでも美味しく食べられました。

最後に
有名シェフが帰ってきたことは勿論、写真映えするレストラン!とオープン当初から話題だったYi By Jereme Leung。
書いた通り内装は本当に素晴らしく、時に入り口はおとぎ話の世界のよう。しかし勿論見た目だけでなく、食事も全て美味しかったですし、何より量が絶妙だったのとサービスが丁度いい距離感でとても楽しめました。
到着時既に結構席は埋まっていて観光客いないのに凄い、と思いましたがこれは納得の人気。場所柄、食事後はラッフルズホテル内をお散歩したり、ショッピングを楽しんだりできるのも良いポイント。

特別な日のデートや会食、家族や友達との集まりにも、どのシチュエーションにも恥ずかしくない素敵なレストランでした。

Yi by Jereme Leung

営業時間:11:30am – 1:30pm, 6pm – 9:15pm 定休日なし
予約:電話または予約サイトCHOPEから

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