Sofitel Singapore Sentosa|ここは本当にシンガポール?孔雀が集うリゾートホテル宿泊記
何度もここはバリ?と思ってしまったほど、リゾート感たっぷりのソフィテルセントーサ宿泊レビュー
今回のお目当はセントーサ島内にある、アコーホテルズの高級ホテルブランド・ソフィテルセントーサ。
フランスのホテルグループというだけあってブランドPRビデオは勿論、どのソフィテルも内装やスタッフさんの制服が凝っていて美しく、毎回行くのが楽しみなホテルブランドです。
アクセス・ロケーション
ソフィテルセントーサが位置するのはセントーサ島のど真ん中。
モノレール駅からは距離があるので、ホテルへの往来は車かホテルのシャトルバスを使う必要ありです。
シャトルバスは本島にあるショッピングモール・ビボシティ〜ホテル間を20分〜30分毎に繋いでいます。
ホテル周りはゴルフコースまたはビーチのみの、ホテルでゆったりするにはぴったりのロケーション。
スーパーやレストランがあるビボシティまでは車で10分ほどですが、引きこもる予定ならば先に飲み物やおやつなど色々購入しておきましょう。
ちなみにビーチはホテルプール脇の階段を下り、道路を歩いて5分強のところにあります。
この階段が結構な急斜面に沿って作られているため、大荷物を持ってビーチに行くのはオススメしません。
ホテルロビー
車から降りると、もうそこは南国のリゾート。
鮮やかなオレンジと緑が眩しい、開放感のあるエントランス。
滞在時はコロナウイルスが流行っている時期でしたので、ホテルに入る方は全員体温チェックや過去の渡航歴申告書等の記入がありました。
ロビーには圧巻のシャンデリア。昼と夜で全然雰囲気が違って面白い。
こちらリッツ・カールトンにあるシャンデリアと色は違えど似ている…同じデザイナーなのでしょうか。
ロビーとはまた違ったシックな雰囲気のレセプション。
宿泊者を誘うかの様な、黒大理石と金の扉と満月、そして赤ワインの絨毯がセクシー。
ちなみにチェックイン時はちょうど忙しい時間に当たってしまった様で、レセプションはステイケーションする人で溢れかえってました。
結局チェックインには20分強かかり、やっとお部屋へ。
混み合うレセプションと打って変って穏やかなホテル内。大きな噴水もあり、孔雀の親子が優雅に歩いていました。
階数がない代わりに横に広いので、部屋を目指して廊下をひたすら歩きます。
部屋:ラグジュアリールーム(36㎡)
今回宿泊するのは一番ベーシックな部屋タイプである、ラグジュアリールーム。
お部屋の扉を開けると、なんと普通のお部屋には珍しい玄関スペース。
荷物や靴置き場にしたり、プールから帰ってきたお子さんを着替えさせたり、色々使えるスペースです。
木でできた観音扉の向こうにはベッドルーム。
全体的に黄色やオレンジなど温かみのある色でまとめられており、南国感たっぷりの雰囲気。
ベッドは広々キングサイズ、またはシングルベッドが隣同士にくっついたハリウッドツインが選べます。
高さはお子さんでも難なく登れる高さで、マットはふわふわ。リネンもスベスベで気持ちよかったです。
場所が良かったのか窓からは日の光がたくさん入り、部屋の中はかなり明るい。
ただ窓からの景色は可もなく不可もなく、という感じ。
お部屋は35平米と同クラスのホテルと比べると少し狭目ですが、配置がいいのか気になるほどではありません。
ただワーキングデスク以外には座るところが無いので、部屋では殆どベッドの上で過ごしていました。
机の上には高級感のあるホテル案内、電話、メモパッド、そしてレザーデスクマット。
最近のホテルはデスクマットが無いところが多いので地味に嬉しいです。
ただデスクランプのコードが床に這わせるなどせず、宙ぶらりんのままなのが気になりました。
あまり見た目良くないし、何より小さな子供が引っかかる恐れがあって危ないと思います。
ベッド脇にはテレビのリモコン(!)と月の表面の模様の様で可愛いランプ。
コンセントは日本のも差せる国際式で、この逆側のベッド横やワーキングデスクの隣に十分な数がありました。
入り口脇の扉と木でできたクローゼット、その隣には機内持ち込みのキャリーケースが広げらる大きさの荷物置き場。
備え付けのハンガーは1泊ならいいけど数日滞在するには少し足りない量でした。
このワードローブ、扉に取手の他にお花や象など南国モチーフが散りばめられており家に欲しいぐらい素敵。
可愛くて滞在中何度も見ちゃいました。
このトラベルティーセットを彷彿とさせる、ミニバーケースも可愛い。
無料のお茶はTWG、コーヒーマシーンはネスプレッソでした。
バスルーム
部屋の奥、木の扉の向こうは明るいバスルーム。扉はちゃんと鍵がかかる仕様です。
広くはないものの、十分なスペースのある踊り場は木の床の為スリッパを脱いでも足裏が冷たくないのが嬉しい。
洗面台は大きく、化粧品など置くスペースがたっぷりありました。
メイクをするのに便利なライト付きの拡大鏡もありましたが、古いのか光が弱かったのが残念。
シャンプー類は落ち着いた上品な香りのランバン。
以前別のソフィテルに宿泊した際とボトルデザインは変わっていましたが、個人的にこっちの方が好み。
グリーンのタイルが素敵なトイレとシャワールーム。
シャワールームはお子さんと楽々入れる位広さがあり、レインシャワーとハンドシャワー両方ありました。
シンプルで使いやすく、お湯の出も温度も文句なし。
トイレの扉には鍵こそないものの、ちゃんとスモーク加工がされていたのも良かったです。
反対側には嬉しい広々バスタブ、壁を登っている人たちのオブジェ、その下はバスマット。
こうやってお部屋の中にちょいちょいソフィテルらしさがあって面白い。
浴槽に浸かりながらぼんやりと、このオブジェの意図を考えてみたり。
タオル生地のバスローブには、ホテルロゴがあしらわれています。
バスローブだけでなく、タオルやアメニティもちゃんとロゴが入っている物が多くて好印象でした。
プール・フィッシュスパ
一通り部屋を見て早々にプールGO…のはずが途中にあった無料のフィッシュスパに寄り道。
皆珍しそうに怖いもの見たさに試されてて、くすぐったいのか笑っている人もちらほら。
久しぶりに試したくてしばらく足をつけていましたが皆お腹いっぱいなのか、2、3匹しか来てくれませんでした。
プールはかなり広く、25m以上はありそう。
周りにはたくさんのデイベッドやビーチチェアがあり、プールやプールサイドで沢山の人が楽しそうに各々の時間を過ごしていました。
一部プールの深さは大人でもやっと足がつく位深いので、特に小さなお子さんがいる方は注意です。
フィットネスジム
宿泊時は本来のジムは改装中とのことで、会議室の1部屋がジムとして開放されていました。
写真は一部分で、リゾートホテルのジムにしてはかなりのマシーンの種類の豊富さ。
営業は午後9時までだそうです。
最後に
ホテルへ着いた瞬間から何度もここはバリ?と思ってしまったほど、異国感たっぷりのソフィテルセントーサ。
そしてそこは流石ソフィテル、”リゾート風”だけに止まらず、+αの遊び心が所々にちりばめられており、センスの良さを感じるデザインでとても楽しめました。
ただ、水周りやお部屋の使い勝手については問題は無いのですが、部屋の一部やロビー、廊下、プールなどの公共施設も良く見ると古さを感じさせる部分がちらほらあったのは否めなかったです。
改装はしたとはいえ、もともとは古いホテルなのでしょうがないかもしれませんが…
ちなみに宿泊時は週末とのこともあり、同じくステイケーションに来た地元の方々でいっぱい。
チェックイン時や朝食時の混雑は覚悟しておいた方が良さそうですが、それ以外はとてものんびりとした時間を過ごせました。
緑で囲まれたホテル内はゆったりとした時間が流れており、ホテルにこもって過ごすのもよし、ビーチでアクティブに過ごすのもよし、各々好きなように過ごせるのもこのホテルの魅力だと思います。
次記事では朝食の様子をお送ります。
Sofitel Singapore Sentosa Resort
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