Shangri-La Singapore Valley Wing|シャンパン飲み放題のVIP御用達ホテル宿泊記
とにかくゆったりと静かな滞在を楽しめる!ラグジュアリー棟、バレーウイングに泊まって来ました。
シンガポールへ住んでいる人も観光へ来た方も必ず行くであろうシンガポールのお買い物通り、オーチャード。
そんな華やかな通りから少し離れた閑静な高級住宅街に世界的な高級ホテル、シャングリラシンガポールはあります。
街中とは思えない広大な敷地の中には広いお庭にプール、多くのレストラン、そして各々違った宿泊体験を楽しめる宿泊棟が3タワー。
今回はそんな中でも国賓やVIP御用達の一際特別で高級な棟、ヴァレーウイングでなんちゃってVIP気分を味わって来ました。
アクセス・バレーウイング専用ロビー
シャングリラホテルがあるのはオーチャード通りから少し離れた閑静な住宅街。最寄りのオーチャードMRTからは車で5分ほど、歩くと15分ほどかかります。
シャングリラホテルのメインロビーもありますが、そこはVIP御用達棟、ちゃんとバレーウイング専用の車寄せがあるのでちゃんとそちら側に行きましょう。
扉を開けるとそこはシャンデリア煌めくただただ豪華な空間。
床から壁まで一面の大理石やに圧倒されつつも、しかしそこは広すぎることなくこじんまりとした嫌味のない高級感で落ち着きます。
チェックインは丁寧かつスムーズで流石の対応。
ラウンジサービスや朝食の時間、プールの行き方まで丁寧に教えてくれました。
鍵をもらってお部屋へ。
エレベーターの絨毯が日替わりで可愛い!
こういうちょっとしたところが嬉しくなりますね。
全てのお部屋は手前を閉めると2部屋で1セットになるよう配置されており、隣にボディガードとか秘書とか泊まる想定で作られてるんだろうな…と勝手に想像。勿論家族で泊まるのも使い勝手が良さそう。
カードキーを握りしめ、ドキドキしながら鍵を開けます。
クラシカルで豪華なお部屋
約60㎡の空間に置かれた重厚感のある調度品達、大きなベッド、そして輝くシャンデリア。
お部屋には既にウエルカムフルーツにMehの名前入りカードが準備されていました。
みかんもぶどうも甘くて、お部屋でダラダラしながらついついつまみ食い…
ソファに寝そべりながら外に目をやるとまず目に入ってくるのはプールと他2つの宿泊棟。
その奥には緑豊かな高級住宅街が望めます。
ラウンジに行けばいつでも飲み物はありますが、冷蔵庫の中は空なので完全引きこもりを予定している方は家から何かを持参しても良し。
無料のお水はたっぷり4本、コーヒーマシンの他紅茶、インスタント粉コーヒーも。
ティーセットはウエッジウッドでちゃんとポット付き。
毎回お湯を注ぎ足しに行くことなく、ゆったりソファに腰掛けながらたっぷりティータイムを楽しめるのは良い!
カーテンは自動でベッド横のボタン自動で操作。
部屋の電気機器の操作も分かりやすく、あれこれ迷うことなくてストレスフリーでした。
机周りもとてもスッキリしていて作業が捗りそう。
引き出し?を開けるとまさかのプリンターで流石バレーウイング…
ちょっとした書類やオンラインで購入したチケットを印刷するとか、わざわざビジネスセンターへ行かなくて良いのでとても楽そう!
プラグは日本のコンセントでもさせる国際型、ガラスケースのカバーできちんと収納されているため使わない時色々物が落ちる心配なくて良し。
マスクや消毒ジェルが入ったケアセットも。
またホテルの案内だったりルームサービスのメニューなど全てQRコードの読み取り式になっていたのも時代を感じました。
うーん、やっぱり可愛い!
煌びやかではあるけど黄色の柔らかな色合いが落ち着きます。
できてから結構経つ老舗ホテルで、デザイン的に懐かしさはありつつも改装済みなのもあってしっかり機能的。
そうそう、ドレッサーもあったのはとても嬉しかった!
化粧品などたっぷり置けるスペース、両端に電気がついた大きな鏡、そして拡大鏡。
ドライヤーもここに入っているので、お子さんを椅子に座らせてVIP気分で髪を乾かしてあげることだってできます。
お部屋の入り口、そして向かって左はバスルームへ繋がるクローゼット&荷物置き場。
素敵な格子扉は一応閉められますが、目隠しも何も機能を果たさないので悪しからず。
広々としたクローゼット兼荷物置き場。
丈の長いドレスも入るフルサイズ、ハンガーも十分な量。
腰掛ける場所もあってお子さんの着替えにも楽そうです。
ここに泊まるVIP達はどんなものでこの大きな金庫をいっぱいにするのだろうか…と妄想しつつバスルームへ。
広々バスルームでリラックス
お部屋も豪華ならバスルームも勿論豪華!
床から壁全て大理石張りの眩しい空間。
バスタブ広ーい!
ものを置けるスペースもあるので本やパソコンを持ち込んで半身浴をするにも良し、腰掛けて足湯をするにも最適。
お手洗いもしっかり個室で鍵付きなのが嬉しいポイントです。
シャワーは水圧温度ともに良し。
腰掛けもあってお子様1人となら楽々一緒にシャワータイムを楽しめる広さです。
位置的に浴槽と近いトイレと逆にして欲しかった…と初めは思いましたが、バスマットもちゃんとシャワーとバスタブ用あり、床びしゃびしゃにならずに済んだので良し!しかもふんわりしていたのでなお良し!!!
だいたいのホテルは1枚しかないので、シャワーから浴槽までその1枚でズルズル頑張って歩行することになるのですよね…(分かるかな)
明るい洗面台。ダブルシンクは想定内とはいえやっぱりあるのは嬉しい。
洗面所やお部屋の色んな所にお花が生けられていて素敵でした。
浴槽側から。ちょうど良い大きさと配置の使いやすいバスルーム。
バスタブは大きくて、お子さんとは勿論一人で全身どっぷり浸かって日頃の疲れを休めることができます。
お湯の温度も出も良く、浴槽がすぐいっぱいになるので直ぐお風呂へ入りたい時とても助かりました。
お風呂に入ったり一通りお部屋を満喫した後はプールやラウンジへ。
宿泊時期は雨続きのシンガポールでしたが運良く晴れてラッキーでした。
夕食から帰ってくるとターンダウンサービスがされており、枕元にはマカロンが。
コロナの影響でターンダウン始め色んなサービスが省かれる中、やっぱりちょっとした心遣いが嬉しいです。
その後もゆったりお風呂に浸かったり、夜景を眺めながらカモミールティーとマカロンを頂いたりひたすら自分を甘やかし…
存分リラックスした後、心地よいふんわりベッドに包まれ眠りにつきました。
引きこもりを満喫!ロビーラウンジ&朝食
さてさて、バレーウイングといえば何たって宿泊者専用のラウンジ!
何台ものシャンデリアが輝く豪華な空間は朝11時からラストオーダーの夜10時までシャンパンを始め豊富なドリンクメニューを提供しています。
お代わりはできる様ですが本当におつまみといった内容なのでちゃんと夕ご飯の予定を考えておくことを忘れずに。
これが一日中飲み放題とは太っ腹!
それこそずっとラウンジにいて飲んでいる方々も見かけましたが、皆騒ぐことはなくいたってラウンジ内は至って穏やかでラグジュアリーな雰囲気でした。
バレーウイング宿泊者は勿論朝食も特別です。
外の緑が素敵なパビリオンの様な素敵な朝食レストラン。
ここにかかれば半熟卵もこんな上品な一品に。
トロトロの卵にパルメザンサバイヨンのクリーミーなソース、キャビアが良いアクセントで美味しかった!
そしてちゃんと日本食もあるんです。
ただ鮭の照り焼きがちょうど良い焼き加減で美味しかったですが、他は悪くないけどここでなくても、というのが正直な感想でした。(あるだけでも万々歳ですが!)
因みに半熟卵含む温かいメニューはアラカルトメニューから選択、フルーツやパン、コールドカットなどの前菜はビュッフェカウンターでスタッフさんに言って取ってもらう形式でした。
アラカルトメニューは1人2種類までしか選べないので、慎重なメニュー選びをおすすめします。
*朝食メニューやラウンジの詳細は別記事「シャンパン飲み放題!ヴァレーウィング・アフタヌーンティーから朝食まで」をチェック!
友人カップルとのお泊まりだったのですが、とにかく喋って笑って、程よく自分時間も取れてリラックス。
最高の2021年ホテル初めになりました。
最後に
シャングリラホテル自体は何度も来ているものの、やはり奥の方にひっそり建つラグジュアリー棟なだけあって1度しか足を踏み入れたことのなかったバレーウイング。
トランプ大統領を初め各国のVIP達御用達の所に行って果たして相手にされるだろうか…と心配したのはつかの間、実際レセプションやラウンジのスタッフさん、清掃の方も皆とっても感じが良くて流石の対応でした。
ただ、このクラスならチェックイン後当然お部屋まで、もしくは最低エレベーターまでエスコートしてくれると思っていたのでそれが無かったのは少し残念。ただ自分が勝手に期待をし過ぎた部分もありました。
お部屋は広く、最新鋭ではないものの機能的で使いやすくとにかくストレスフリー!どの世代にも使い易い印象を受けたので、ビジネスは勿論ご家族での宿泊にもおすすめです。
ラウンジに関してはお酒を飲む方も飲まない方も両方楽しめるドリンクメニューの豊富さ、スタッフさんのつかず離れずの対応、全体の雰囲気もとても良くとても楽しい時間を過ごすことができました。
とにかくゆったりと静かな滞在を楽しめる、ホテルの中の特別なホテル。
是非また自分へのご褒美として利用したいと思いました。
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Shangri-La Hotel, Singapore
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