Native シンガポール|世界ベスト50バー常連!地元の素材に拘ったオリジナルカクテルが楽しめるバー

クラシック要素0、新しい発見がいっぱいの新感覚バーに行って来ました。

Native バー シンガポール
おしゃれでイノベーティブなレストランやバーが集まる、シンガポールのアモイストリート。
その通りの奥の方、伝統的なプラナカンハウスの2階にリカーやフルーツ等カクテルの材料のみならず店内BGMも地元素材に拘った一風変わったバー、ネイティブはあります。
オープンしてからまだ数年ですが地元素材に拘りかつ環境に優しいバーとして話題になり、2018年、2019年の世界のベストバー50にも選ばれています。

Native バー シンガポール
まだ外は明るい時間帯でしたが店内は薄暗くムーディーな雰囲気。2階に上がるとフレンドリーな店員さんが迎えてくれました。
木の梁がむき出しの天井、鉄の椅子、深い青色の壁や椅子、どこかしら古き良き、それこそイメージですが大航海時代の無骨なバーを彷彿とさせる雰囲気。

Native バー シンガポール
ドリンクメニューはシンガポール含む東南アジアのお酒や素材をつかったオリジナルカクテルが中心のセレクション。上の階にラボがあり、日々新しいカクテルやその材料の研究、開発をしているそうです。

お店の名前の通り”Native=地元”に拘っており、素材だけでなく家具、食器もアジアのもの、店内BGMもシンガポール人アーティストという徹底ぶり。
加えて環境に優しいバーを目指しており、カクテルに添えるクラッカーはコーヒー殼を使っているとか、お店のミニガーデンの肥料に使ったりとか色々なアイディアをだし廃棄を少ない工夫をしているのだとか。
毎日営業後、少しの廃棄物を前にスタッフ全員でミーティングし、何か使い道はあるかなど改善点を話し合うそうです。
ちなみにノンアルドリンクはソーダ等かなり少なめのセレクション。

Pandan, SGD23.00++
Native バー シンガポール
しばらくして頼んだカクテルが届きます。こちらがインディアンシングルモルトウィスキーをベースに、東南アジアではよく風味、色付けに使われる葉パンダン、ヒマラヤンソルトで作られたカクテル。
コースターが丸型に切り抜いた葉っぱなのも可愛い!
店員さんより、”まず味わってから、それから説明しに来ます”とのこと。

Smoked Longan, SGD23.00++
Native バー シンガポール
Brass Lion Ginをベースに燻製ロンガン, 蜂蜜からできたお酒Mead、そしてカラマンシー等が入ったすっきりした口当たりのカクテル。上に乗っているのはロンガンゼリーでした。

Tree of Life, SGD23.00++
Native バー シンガポール
ココナッツからできたお酒に、ココナッツミルク、ココナッツウォーター、とココナッツまみれのこちらのカクテル。ドリンクが来て驚き、何とカップもココナッツの殻!
口当たりは甘ったるいかと思いきやさらっとしており、甘すぎなくて良かったです。

Native バー シンガポール
かんぱい!

Native バー シンガポール
ドリンクを味わっているとスタッフさんが来て、一つ一つ丁寧にカクテルのこと、そしてお店のポリシーや3階のラボ、お店で使う材料を育てているミニガーデンの事などを教えてくれました。
また、上のカクテルのベースになったココナッツからできたお酒Ceylon Arrackのボトルも見せてくれました。

Banana, SGD25.00++
Native バー シンガポール
その後も気になるカクテルを各々試し続けます。
こちらはコラボレーションというカテゴリ名のごとく、色んなお店と協力して生まれたカクテルの1つで、Tanglin Barrel Aged Ginに真っ黒になるまで熟れたバナナ、コーヒー醤油(!)等から作っているそう。
その後ろのグラスは蜂蜜をベースにしたお酒、Mead (SGD14.00++ / glass)。甘いかと思いきや意外に甘くなくてびっくり。

Native バー シンガポール
1杯飲んで次へ行くつもりがどれも興味深いものばかりで、結果3、4杯づつ飲んで長居してしまうことに。
店員さんもフレンドリーな方ばかりなので色々話していたらサービスで頂いてしまいました。(ありがとうございます!)メニューには載っていないお酒のようですが、これが甘くてスイートワインのようでとても美味しかったです。

Native バー シンガポール
お会計を済ませた後は3階も見せてくれました。(お店は2階)
屋根裏のような雰囲気のスペースにテーブルとカウンター、そしてカクテルの開発をしているラボラトリーが。本日飲んだカクテルの材料なったものもここから多く生み出されており、ずらりと並んだボトルはずっと見ていて飽きないほど興味深いものばかりでした。

最後に
Native バー シンガポール
個人的にバーといえばクラシックな雰囲気に、定番メニューがあって…というイメージでしたが、ここはクラシック要素は0で全てが新しく面白い全く新しいバー。
友人と来たのですがどれも新しい発見ばかりで話題が尽きず、また店員さん達も気さくかつ知識が豊富で、申し訳ないとは思いつつたくさん話してしまいました。
明るいうちに来たのに楽しすぎて気付けば何時間もいてしまい、出たときには外は真っ暗。
お酒好きは勿論の事、普通のバーやパブに飽きた方、面白いもの好きな方はぜひ試して欲しい、おすすめのバーです。

Native

住所:52A Amoy Street, Singapore 069878
電話:(+65) 8869-6520
営業時間:6pm – Midnight, 日曜定休

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