The Fullerton Hotel|アフタヌーンティー@The Courtyard
シンガポールらしさを求めて有名なフラトンのアフタヌーンティーへ行ってきました。
ラッフルズと並んでシンガポールを代表する歴史的ホテル、フラトンホテル。
きらびやかなマリーナベイの近くにそびえ立つ一際目立つ重厚感のある建物は、1928年に建てられ長らく郵便局や政府関係、戦争時には軍の施設としても使われた歴史ある建物です。
5つ星ホテルとして生まれ変わった今も、館内の至る所にギャラリーが設けられ建物の歴史を学ぶことができます。
そんな今やシンガポール観光には欠かせない存在となったフラトンホテル、そこのロビーで伝統的なアフタヌーンティーが頂けるとの事で、外食解禁第一弾*にふさわしい!と思い行って来ました。
*シンガポールでは長らくコロナウイルスの為レストラン内での食事は禁止されていました。
アクセス・ロケーション
ホテルがあるのは高層ビルがそびえ立つ、シンガポールの金融街の近く。
最寄駅のラッフルズプレイス駅から大体5分ほど歩いたところにあり、また有名ホテルなのでタクシーの運転手さんでわからない人はいないはず。
マーライオン公園も近いので、マーライオン周辺観光の後の休憩として来るのもよし、またはアフタヌーンティー後に夕暮れのマーライオン公園やシンガポールリバー周りをお散歩するなど観光スケジュールにも組み込みやすい良い立地です。
ホテル正面玄関
シンガポールのホテルではここぐらいしかない、石造りの重厚感のある正面玄関。
この日は生憎どんよりとした小雨の振る天気でしたが、ベルスタッフさんはそんな天気を吹き飛ばす位にこやかに歓迎してくれました。
クラシカルなロビーを始めホテルの至る所に綺麗なお花が生けられています。
左奥にはホテルマスコットの熊のキャラクターが。時には並ぶ時もあるほど人気ですが、今の時期は勿論誰もおらず、写真取り放題でした。
圧巻のロビーに圧倒されつつ、本日の目的アフタヌーンティーを頂けるラウンジ、コートヤードに向かいます。
The Courtyard | ザ・コートヤード
ロビーの奥の一角に広がるのがラウンジ、ザ・コートヤード。
明るい吹き抜けのコートヤードはクラシカルで高級感に溢れており雰囲気抜群。
また飾られた蘭や緑がボタニカルな良いアクセントになっておりとても素敵です。
ラウンジに着くやいなやスタッフさんが駆け寄って来てくれ、テーブルに案内してくれました。
コロナウイルスの影響かテーブル間隔は広く、またテーブルには消毒布巾とマスク入れ用の封筒が置いてあってホテル側の努力が伺えます。
どこも大変な時だろうと思いますが、こんな時でもお客様を思う心使いに嬉しくなりました。
ちなみに勝手にラウンジによくある低いテーブルにソファ…というのを想像していた為、実際はレストランにあるテーブルや椅子だったのが意外でしたが、その方が食べやすいので良し。
Traditional Aftenoon Tea|トラディショナルアフタヌーンティー
注文をして5分ほど待つと来ました、本日のメイン・アフタヌーンティーセット。
トラディショナルアフタヌーンティーの名の通り、スコーン、ケーキやマカロン等のスイーツ、きゅうりや卵サンドイッチ等のセイボリーと伝統的なセレクションが並びます。
重厚感のあるコートヤードとアフタヌーンティーのコラボ…映えしかない…
3段セットに乗っているのは見た目も鮮やかなスイーツやサンドイッチ。
元々は確か1つのスタンドに2人分が盛り付けられていたと記憶していますが、コロナの影響か1人づつの提供になっていました。
真っ白なナプキンに包まれたスコーンはほんのり暖かく、クロテッドクリームとイチゴジャムが添えられています。
飲み物はTWGの紅茶とコーヒー両方選べ、またなんと何杯も違う種類をお代わりできるそうです。
最初は勿論紅茶から、はっきりとしたブラックティーベースにフルーティーさを兼ね備えたアルフォンソをチョイス。
せっかく暖かいのでまずはスコーンから…っと持って驚き、その柔らかさ。
ナイフもすっと入り、外さっくり中ふわふわ、という次元じゃなくて外も中もふわふわ100%。
口当たりもしっとりしており、スコーン自体も甘いので最初の以外はジャム無しでクロテッドクリームだけをたっぷりつけて食べてました。
個人的にはさっくりスコーンが好みなのですが、美味しくて結局お代わりも頂いてしまいました。
プレーンとレーズン1個づつはいってます。
見た目も華やか!セイボリーアイテム
ふわふわスコーンを一通り楽しんだ後は、セイボリーアイテムをいただきます。
手前のきゅうりとエビのオープンサンドイッチはパリパリとしたきゅうりとキャビアの食感が楽しいお気に入りの1品。
その奥はスモークチキンとワカモレが入ったタルト、その横のディルとカニ肉のタルトは小さいながらも味がしっかりしてて美味しかったです。
もう一つのお気に入りがオリーブベーグルの卵サンド。
パン自体も美味しいのですが、中の卵マヨとリコッタチーズとのコンビが最高でこれの大きい版を発売してほしいレベル。
隣のビーフパストラミや奥のツナサンドも良かったのですが、少しパンが乾いてる感は否めませんでした。
セイボリーに舌鼓を打っていると、おもむろにスタッフさんがなんとトレーを手に”お代わりは?”なんて聞いてくるじゃありませんか…!
スイーツ食べれなくなるので…なんて言えず勿論頂きました、カニ肉タルトときゅうりサンドイッチ、そしてタマゴサンド。
嬉しいことにセイボリーアイテムは1度のみならず頼めば何度もお代わりできるそうです。
どちらかというとしょっぱいもの目当てに行くのでとても嬉しい。
ミニサイズが嬉しい!スイーツ
セイボリーを堪能してふと気づいたら結構お腹のスペースが…という私の心を読んだかのようにスイーツはどれも嬉しい超ミニサイズ。手前からマジパンで包まれたバトンケーキに、マカロン、そして奥のベリーが乗ったキールライムタルト。
マカロンはシンガポールのお菓子、オンデオンデ味というなんとも珍しいフレーバーで、緑はパンダンの葉で、中の黒糖クリームは優しい味でした。
キーライムタルトはクリームが想像以上にキュッと酸っぱく、甘いものだらけの中良いアクセントになります。
後ろからかなり濃厚なチョコレートケーキ、フラトンフルーツケーキ。
手前のメープルピーカンオレンジタルトはオレンジ&チョコクリームと中のナッツのザクザク食感が良く、ライムタルトと合わせてスイーツ内でのお気に入りアイテムでした。
最後に選んだナポレオンはバニラが香る、スイーツにぴったりの紅茶でした。
最後に
シンガポールを象徴するホテルの1つなだけあって、建物も内装も圧倒的なフラトンホテルでのアフタヌーンティー。上がガラス天井の明るいラウンジは、静かでゆったりとした時が流れており、まるでどこかの宮殿のサンルームにいるかの様な気分が味わえました。
食べ物は個人的にしょっぱいものが大好きなのもあってセイボリーアイテムが美味しくて、かつ食べ放題だったので超満足。逆にスイーツ目当てだと少しものたりないかもしれません。
スコーンは好みが分かれるかもしれませんが、アジア人好みのふわふわのしっとりタイプで、普段はサクサクスコーン好きなMehですがお代わりするほど美味しかったです。
そして何より紅茶やコーヒーが何種類も選べるのは、友達と話す積もる話が山ほどある今だからこそ嬉しいサービス。
スタッフさんはちゃんとメニューの説明や細かにテーブルに寄ってくれるなどサービスも良く、皆丁寧かフレンドリーでとても癒されました。
アフタヌーンティーを堪能した後は館内のギャラリーをじっくり見たりしてシンガポールの歴史を学べるのもフラトンならでは。伝統的なホテルでのアフタヌーンティー+αの体験ができるので観光はもちろん、在住されてる方にもおすすめのアフタヌーンティースポットです。
The Courtyard
電話:(+65) 6877-8129
アフタヌーンティー時間:3pm – 6pm
料金:大人1名S$50++ (平日)、 大人1名S$55++ (週末)
赤または白ワインS$10++, スパークリングワインS$15++, シャンパンS$20++ (全てグラス1杯の料金)
*料金やサービスは告知無しで変更する旨ご了承ください
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