The Fullerton Bay Singapore|新旧両方の良さがある美しいホテル宿泊記
1歩入るとキラキラと輝く圧巻のシャンデリアがお出迎え。歴史とモダン要素が絶妙に合わさった高級ホテル宿泊記です
今では世界中の企業の本社やアジア支店が集まり、東南アジア最大の工業国となったシンガポール。
そんなシンガポールが港町として栄え始めた時、1つの玄関口として使われていた埠頭が現在は改装され白く美しい建物となったクリフォードピアーです。
そのクリフォードピアーとその隣に繋がるガラス張りの美しい建物が今夜の目的地・フラトンベイホテル。
今回はそんな歴史と新しさが入り混じる、なんともロマンチックなフラトンベイホテルでの宿泊の様子をたっぷりとお届けします。
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1)アクセス・ロケーション
フラトンベイホテルがあるのはシンガポールに来るなら一度は来るであろう、マリーナベイ。
空港からタクシーを使って30〜40分、近くにはフラトンホテルという姉妹ホテルもあるので行き先をしっかり伝えましょう。最寄駅のラッフルズプレイスMRTからは徒歩で5分ほど、マーライオンまでは目と鼻の先で観光にも出張にももってこいの立地です。
2)到着・キラキラ圧巻のロビー
ホテルに到着。
石造りの堂々としたホテルの玄関口を前に既にドキドキが止まりません。
ホテルへ一歩入ると、キラキラと輝く圧巻のシャンデリアがお出迎え。
キラキラと輝く豪華なシャンデリアは何度来てもため息物です。
因みにこのホテル正面玄関のある白い美しい建物・クリフォードピアーは以前は埠頭として沢山の貿易商や移民をが来るシンガポールの玄関口として使用されていた歴史的建築物。
そんな建物が時を経て今ではシンガポールでも指折りの高級ホテルとして沢山のお客様を迎え入れているというのは何とも感慨深い…
正面向かって右奥、シャンデリアに導かれながら奥のフロントデスクへ進みます。
途中にはアフタヌーンティーも楽しめるラウンジ、ザ・ランディングポイントもありました。
レセプションエリアは天井が高く、見上げるとここにも大迫力のシャンデリアが。
センスの良い豪華な調度品がそこらかしこに置かれ、これぞラグジュアリーブティックホテルというような雰囲気。
チェックインはスムーズで、鍵を受け取りお部屋に向かいます。
3)お部屋へ|デラックスルーム(45㎡)
1階にはすぐそこが海のイベントスペース、そしてその上には吹き抜けをぐるりと囲うように並ぶお部屋たち。どんな構造で、どうやって水上に立ってるといるんだろうとしばし足を止めて見てしまいます。
正面のレリーフは現フラトンホテルである郵便局の旧正面玄関を表しているそう。
ドアを開けるとそこには大人ラグジュアリーな雰囲気たっぷりの素敵なお部屋。
モダンなデザインながらもどこか昔ながらの高級ホテルのような感じもあり、煌びやかだけど不思議と落ち着く空間です。
今回は一番基本のお部屋ですが、最初の3カテゴリーは景色のみが違うようで、大きさやデザインは殆ど同じだそう。
お部屋の大きさは45平米〜とのことですがバルコニーも含まれている為お部屋自体は平均的な大きさ。
狭くはないのですが、家具の配置または色合い的にもぎゅっと詰まった印象を受けます。
ベッドは気持ち低めで腰掛けるのに丁度良い高さ。高すぎないのでお子様とも寝るのにも良さそうです。
寝転ぶと体を優しく包み込んでくれる硬さで、何よりシーツがツルツルで肌触りがとっても気持ちが良い!
気になって調べたらなんと高級エジプシャンコットンシーツだとか…。
そりゃ気持ち良いはずでしょうね。
ベッドの両脇のサイドデスクには無料のお水、コンセントに電話、そしてお部屋の電気操作できる電源ボード。カーテンも自動なのでボタン一つで楽々開け閉め可能なのが嬉しい。
因みに部屋の中は特に夜はしっかり外から見えますので、着替える時などちゃんとカーテンを閉めることをお忘れなく。
同じくベッド脇にあったのはホテルの情報が載っているタブレット端末。
電話をかける事なくルームサービスの注文や、お部屋の掃除もリクエストできるのでとっても楽チン。
しかしくし等のアメニティのリクエストはできなかったので、細かいことは電話で頼む必要ありです。
窓際のワーキングデスクは日本のコンセントがさせる国際型電源を完備。デスク下のオットマンを使えば、対面でテイクアウトしたご飯を食べたりダイニングテーブルとしても利用できます。
かっこよさも相まっていかにも仕事がはかどりそうなスペースに、Mehもちょっとカッコつけてここで優雅にお仕事…
しようとしましたが、無理。
横目に見えるソファと窓から差し込む気持ち良〜い日差しにつられ、ついつい足はソファスペースへ。
ベロアの肌触りの良いソファはふかふかで、一度どっしり座ったらもう動きたくなくなる…外の景色を眺めながら、何もせずゆったりと寛ぐのに最適なスポットです。
因みに外はレストランなのですが、バルコニーと部屋を隔てるグラスとドアはとにかく防音性が高くお部屋の中は本当に静か。最初ドアを開けた時の外のうるささにびっくりしたほどでした。
外のバルコニーは中々の広さがあり、ゆったりと座れそうなサイズのソファが1脚。
人によっては大人2人座れそうなので、たまには奥さんや旦那さんとぎゅっとくっついてワイン片手にロマンチックなひと時を過ごすのは如何でしょう。
夜お子さんが先に寝ていたとしても、防音バッチリなのでバルコニーで多少話が盛り上がってしまっても安心なのも嬉しいポイントです。
入り口付近には大きなスーツケースでも広げっぱなしにできる大きさの荷物台。
ワードローブは裾の長いものでも収納可能。中に入っていたスリッパとバスローブは両方ふかふかなタイプ。
数泊には十分な大きさですが、以外にも収納スペースは少なめでした。
無料の紅茶やコーヒーは滞在中飲みきれない程たっぷりあり、珍しいココアもあったのが良かったです。
ワイングラスやグラスも充実しているのでお気に入りのワインを持ち込むのも良さそう。
他ミニバーアイテムは有料、冷蔵庫内はぎゅうぎゅう詰めではないものの自分のものを入れるスペースはあまりありませんでした。
4)ラグジュアリーなバスルーム
バスルームはお部屋と同じ、大理石が惜しげなく使われた豪華な空間。
オープンでセクシーなバスルームですが、ベッドルーム側の窓には自動カーテン、写真手前側の入り口は引き戸で開閉可能です。
シャワーブースは大人1人には十分な大きさですが、お子様と入るとなると少し窮屈かもしれません。
しかしシャワー自体は使いやすく、お湯の温度・出共によかったです。
セクシーな甘〜い香りにシャワー中うっとりしてしまったバルマンのシャンプー類。
甘い香りは得意ではないのですがこれは強すぎず、シャワー後もほんのり持続して好きな香りでした。
空間にぴったりマッチした革製の箱に入ったアメニティは歯ブラシ、コットンなど。必要なものは一通り揃っており、くしはリクエストしたら持ってきてくれました。
広々バスタブは、ゆったり全身浸かるのにぴったりな枕付き。
可愛いピンク色のバスソルトはほんのり桜の香り…のような気もしますがただ単に色につられているだけかもしれません笑
お湯の温度は問題なしですが、蛇口が少し硬いのとお水の勢いが思ったよりはなかったのが意外でした。
バスタブの前にはテレビが付いており、ちょうど好きな映画をやっていたので映画を見ながらバスタイム。
ちょっとした物を置けるバスラックもあるのでパソコンやタブレットを持ち込んで各々好きなことをしながら半身浴を楽しめます。
バスローブは内側フワッフワで着心地、肌触りがとても良くてびっくり。
お風呂から出たばかりのホッカホカの体には少し暑く感じますが、エアコンが効いた室内では嬉しい厚み。
とにかくふわふわのスベスベの肌触りが良くて、滞在中はほとんど着っぱなしで寛いでいました。
5)昼も夜も素敵なプール&お部屋でゆったり朝食
お部屋で一通りゆったりした後は、ホテル屋上のプールへ。
ハッとするような青、そしてシンガポールのシンボルでもあるマリーナベイサンズを背にしたプールはフラトンベイに宿泊したら外せないスポットです。間違いなくシンガポールの映えプールと言えるでしょう。
プールは朝6時から夜10時までの営業、宿泊時は予約制でした。
天気の良い日、キラキラと反射したプールはずっと見ていられるほど素敵。
見た目のかっこよさだけでなく、フラトンホテルと同じく温水プールなのがとても嬉しい。
またプールは両端から段々に深さが異なっており、端は子供でも遊べる浅いエリアになっています。
昼間も良いですが夜ライトアップされたプールはとっても幻想的でロマンチック。
しかし同階にはとても人気のランタンバーがあり、宿泊していない方達がバンバン側を通ります。
人目が気になる方は夜はあまりおすすめしないかも。
夜のプールは勿論、ホテル周辺もキラキラと輝いていてまるで宝石箱のよう。疲れていなければ少し夜風に当たりながらお散歩を楽しむのもロマンチックで良いです。
Mehもこの日は夜のお散歩兼マーライオン訪問をして、肌触り抜群のシーツに包まれ就寝…
朝、ピンポーンとチャイムの音とルームサービスでーす!という声で起床。
そうです、素敵なお部屋なので今回はお部屋でゆっくり朝ごはんを頂くことにしました。
朝食メニューはレストランと同じでフルーツやヨーグルトなどのサイドメニューの他、メインはオムレツ等の卵料理、地元料理であるナシゴレンやおかゆ、ラクサなどなど。
味は悪くはないのですがどこでも食べられるような品揃えに、ホテルクラスを考えると少し平凡過ぎないかい…?というのが正直な感想。キャビアをちょっと添えたりラクサもロブスターを少し入れたりする等もう少し特別感が欲しいところです。
因みにレストランではアラカルトビュッフェですが、お部屋だとメインコース1品のみ。
しかしこれでも十分な量でお腹いっぱいになりました。
好きなだけ時間をかけて朝食を堪能した後は朝プールへ。
メインプールの他に小さめのジャグジーが2箇所があり、こちらからは姉妹ホテルのフラトンや、対岸の高級ホテル群を見ることができます。ジャグジーといえど思いっきり水ですが背中に当たるブクブクが気持ち良く、何よりプライベートプールのような雰囲気を味わえるのでおすすめ。
プールを楽しんだ後はお部屋に帰ってベッドでゴロゴロしたり、半身浴をしたりしてチェックアウトまで過ごしました。
6)最後に
ずっと泊まりたかった歴史的要素とモダン要素が交わるシンガポールを代表する高級ホテル、フラトンベイ。泊まってみてやっぱり実感したのは、お部屋は勿論館内隅々までの妥協していない美しさ。
詳しいわけではないですがセンス良く置かれた調度品も素晴らしく、どこを見ても目の保養。
お部屋の大きさに関してはバルコニーも含むので超広い!というわけではないですが、使いやすく快適な時間を過ごせました。
しかし記事内でも言いましたが、分かっていたものの朝食は少々平凡、そしてスタッフさんたちの対応に関してはホテルグレードに対して全体的にもう少し頑張って欲しいというところ。酷いサービスというわけでは無いのですが、色々基本的な事ができていなかったり少なくとも今回の宿泊では5つ星ホテルの対応という印象は受けませんでした。
といってもやはりホテル自体はとっても素敵で、歴史ある建物とモダンな宿泊棟を両方楽しめるのはここだけ。美しい館内には所々に歴史背景説明が置かれ、まるで美術館に来たかのような非日常感をたっぷり感じられるとっても特別感満載な空間です。
館内散策の他にも夕暮れ時や夜、きらめくマリーナベイ周辺をお散歩するのもよし、お部屋やプール階の有名バーから夜景を楽しむのも良し。部屋の使いやすさのこともあり家族連れにも良いですが、やはり一番は大切な人と2人っきりのお泊まりにおすすめしたい、ロマンチックなホテルです。
The Fullerton Bay Singapore
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