The Fullerton Singapore|マリーナベイの象徴的ホテル宿泊記
シンガポールの歴史をよく知るためにも一度は訪れたい、憧れのホテルでの宿泊の様子を公開します
マリーナベイ近くにあるシンガポールでも有名なホテルの1つ、ザ・フラトンホテル。
もともとは中央郵便局として建てられた一際目立つ歴史的建造物で、シンガポールの歴史をよく知るためにも一度は訪れたい憧れのホテルでもあります。
土地柄オフィス街の近くでもあることもあり何となく今まで機会がありませんでしたが、ここに未宿泊ではシンガポールのホテル好きを語れない…!と思い立ち早速泊まって来ました。
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1)アクセス・ロケーション
フラトンホテルがあるのはシンガポールに来たら見に来るであろう、マーライオンのすぐ近く。
最寄駅のラッフルズプレイスMRTからは歩いて5分以内、空港からはタクシーで30〜40分程で近くには姉妹ホテルのフラトンベイもあるので行き先を伝える際には気をつけましょう。
オフィス街がすぐそこなのは勿論、近くにはマーライオンを始めラッフルズ卿の像、アジア文明博物館や歴史的なビクトリアシアターなど観光地もあるので出張にも観光にもぴったりの立地です。
オフィスも近いということもあって周りにはファストフードから有名高級店まであり、宿泊に合わせてロマンチックなディナーを楽しんだりテイクアウトしてお部屋で楽しんだりできます。しかし日曜日は閉まっているお店が多いので注意。
2)到着〜圧巻の吹き抜けのロビー
堂々とした石作りの正面玄関を抜けるとそこには圧巻の吹き抜けのロビーと大柱。
優雅な階段を降りて地下に行くと鯉も泳ぐエリアもあったりして、とにかくエレガント。
毎回訪れる度知ってはいるものの、“おぉ…”とため息が漏れてしまいます。
マスクをしたフラトンベアたちもお出迎えしてくれました。
階段を通り過ぎ、奥のレセプションでチェックイン。コロナ対策としてしっかり列の立ち位置なども管理されていて、カウンターには透明パネルもありました。
チェックインの手続きはとてもスムーズで、館内の簡単な説明の他事前に予約していたプールや朝食の時間などをしっかり確認。レセプションのスタッフさんはとてもフレンドリーかつ丁寧な対応でとても好印象で、チェックイン後はエレベーターまで案内してくれました。
3)窓からの景色は館内!?プレミアコートヤードルーム
今回泊まるのは一番スタンダードなお部屋であるプレミアコートヤードルーム。コートヤード、という名前から想像できるかとは思いますが何とこのお部屋は屋外に面しているのではなく館内の吹き抜け(コートヤード)側!
まさか暗かったりして、とドキドキしながらお部屋を進むと…
その先はそんな想像を吹き飛ばすほどとっても素敵なお部屋!
天井が高く暗いなんてとんでもない、窓からは十分な量の光が入ってきてとても明るいです。
見た感じ40㎡弱のお部屋は最近改装されたということでとっても綺麗。明るく高級感のあるデザインで、ちょうど良いクラシカルさでとっても好みの雰囲気です。
ベッドは大人2人は勿論、お子様とも添い寝可能の広々キングベッド。
今回は特別な日の宿泊ということを事前に伝えていたため、可愛い風船の飾り付けもしてくれていました。
気になる窓からの景色はこんな感じ。先ほどいたロビーが上から見ることができてとても新鮮。
何よりこんな構造なんだ…と建物の作りを見ることができてとても楽しいです。
見上げると天井は全てガラス張りで、シンガポールの明るい日差しがさんさんと差し込んでいました。
素敵な外の景色を楽しめるホテルは沢山あれど、館内を望むホテルなんてここフラトンだけでは。
ダークカラーが素敵なシックなミニバーには無料で楽しめるTWGの紅茶やネスプレッソマシーン。冷蔵庫には少しスペースもあったのでおやつのお供を買ってきても良いかも。
NARUMIの食器類も新しめで、ワイングラスやカップも一通り揃っているので、色々持ち込んでお部屋でゆったり過ごすのが最高。
お腹がすいたらこちらのタブレットでルームサービスも頼めます。
その他にも必要なアメニティやお好みの枕も、指先一つで注文可能なのでとっても楽チン。
居心地が良く、ついついベッドでごろごろ…
寛ぎながら改めて部屋を見渡すと、外に面していないなんて信じられないほどの開放感。
色合いと天井が高いためかと思いますが、とにかく落ち着く雰囲気です。
カーペットはお部屋の中で1、2を争う痛みやすい部分ですがとても綺麗で肌触り良く、スリッパいらずでした。
重厚な雰囲気のワーキングデスク。日本のコンセントも挿せる国際型の電源もあり、シンプルながらも使いやすいデスク周り。椅子はどっしりと座り心地良く、仕事や作業がはかどりそうです。
荷物置き場は中くらいのスーツケースなら広げっぱなしで置いておけそう。
扉近くのクローゼットは裾の長いものでも入れられるフルサイズ。
バスローブは常夏の気候に嬉しい薄手のタイプでした。
バスルーム
ロビーを彷彿とさせる豪華な大理石のバスルーム。
浴槽とシャワーブース共にのお湯の出・温度共に良しで、広いお風呂にたっぷりお湯を張りゆったり浸かるともう幸せ…!
シャワーブースは大人1人、または小さいお子様1人となら、のびのびではないですが問題なく浴びれる大きさで、椅子があるのが嬉しいポイントです。
タオルはふわふわで柔らかくとても良い香り。タオルを含め色々なものがホテルのロゴ入りで特別感がありました。
アメニティは歯ブラシやコットン、くしや裁縫セットなど必要な物は揃っています。
シャンプー類はほんのり甘い香りATKINSONでした。
ドライヤーは引き出しの中。コンセントに繋がっているタイプで使いやすかったです。
4)別世界のプール&アラカルト朝食
真っ青なプール、その先に広がるシンガポールリバーと歴史的建築の素晴らしいコラボレーションに惚れ惚れしてしまいます。
昼間も素敵ですが、夜もなんとも幻想的。
しかも珍しく温水プールなので夜でも寒くないのが嬉しい!
キラキラと煌めくオフィスビルは何だかいつもと違って見え、何とも不思議な気分。
ここだけゆったりとした時間が流れており、まるで別世界のようでした。
ちなみにプールはジムやスパのある階の1つ上の階ですが、今はCovid-19対策の為入り口がジム・スパ階になっています。エレベーターにはそのことは書いていませんが、プール階に行かず1つ下のジムやスパがある階に行きましょう。
アラカルト朝食
朝はロビー階にあるコートヤードレストランで朝食を頂きます。
朝食は各自メインコースのみを選ぶ形。以前のビュッフェのようにちょこちょこと試せないのは残念ですが、勿論おかわりは可能です。
シンガポールの定番朝ごはん、ココナツミルクで炊いたごはんのナシレマ。ほんのりココナツの香りがするごはんがホワホワで美味しかったです。
しかし事前に知ってはいましたが、種類は少なめ、内容的にもホーカーやどこかで食べられるものばかりで特別感はなし。メニュー内容を考えるとここではなくても良いとは思いますが、やはり雰囲気はあるし、サービスは良いのは確かでした。
スタッフさんもフレンドリーで、積極的にテーブルに来て飲み物のお代わりを提供していました。
5)最後に
何で今まで宿泊しなかったんだろうと後悔した程良かった、フラトンホテルでの宿泊。
お部屋は綺麗でとても快適、素敵な外の景色を楽しめるホテルは沢山あれど、館内を望むホテルなんてとても珍しく新鮮な気分で過ごせました。
そしてサービス。流石フラトン、レストランもフロントデスクもどこも満遍なく対応が良くとっても好印象。丁度良いフレンドリーと丁寧さで、荷物など必要な事はしっかり確認してくれました。
ただやはり古い建物の為しょうがないのですが、玄関やプール等に色んな所に階段があり、ベビーカーは大丈夫そうですが車椅子使用する方は満喫するには難しそう。
しかしそれが気にならなければとてもロマンチック、歴史展示もあったりとカップルや家族は勿論、歴史好きにはたまらないホテル。ロケーションが良いのでガッツリ観光を楽しむのも良いですが、半日〜1日はホテルでゆったりする日をつくるのもおすすめです。
The Fulelrton Hotel
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