シンガポール航空 A380スイート|天空のホテル!?なスイートクラス搭乗記
まさに雲の上のホテル!豪華なシンガポール航空のスイート搭乗記。
こんにちは、Mehです。
ウィーン・スイス旅行の帰りはチューリッヒからのシンガポール航空の直行便。
搭乗時はチューリッヒ線には新型(2017年型)は導入されておらず、乗ったのは初期の2007年型でした。
現在新型のスイートクラスはチューリッヒ、ロンドン、上海、香港、シドニーのルートのみ導入されており、他のA380-800の便は現在もこの初期型スイートを使っています。
スイート専用カウンターでチェックイン。初スイートなのでわくわく。
高級感のある絨毯が敷いてあってさながらレッドカーペットを歩いているような特別感。
ビジネスクラスのカウンターにも絨毯が敷いてありましたが何となく厚みが違う!
ちなみにハブ空港であるチャンギ空港では、絨毯とかそのレベルではなく車寄せからもう別の場所。
チェックインの場所も空港ラウンジもスイートクラス専用のと至れり尽くせりです。
ちなみにビジネスだと絨毯はなく普通のカウンター。でもとっても快適でした!
A380-800 スイート (2007年型)
時間になり、スイートクラスは一番先に案内されます。一番乗り。
CAさんに案内されて機内に入ると目に飛び込んで来たのは高級感のある…個室。
この画期的なスイートが発表・運行開始されてからかれこれ10年は経ちますが、年月を感じさせないくらい綺麗な機内。
スイートは全てで12席ありますが、搭乗時は私達含め4人のみの利用でした。
ブラウンを基調とした落ち着いた配色。席は勿論レザーシートです。
目隠しの高さは床から160cmぐらいはあるかな、という感じ。
こちらは搭乗した中側の席。
フライト中はずっとこの状態でしたが、隣が知らない人の場合は中央には完全に遮断できる目隠しがあるのでそれを下せばOK。
座席の前には後々食事を一緒に取れるように第二の座席があります。
その下には荷物や靴を入れれるスペース。
足を目一杯伸ばしても届かないぐらいとりあえず広い!!!!
ヘッドフォンはBOSE、アメニティはフェラガモでした。
男女アメニティのポーチデザイン&中身が違い、また小さい香水瓶丸々入っていてびっくり!
見たこともないほど分厚い革張りのメニュー表。ドリンク&ワインリストが半端ない量でした。
そんなこんなしていたらウェルカムシャンパンと軽食のサービス、そしてサービスマネージャーさんと機長さんの挨拶と続きます。
軽食はチキンとラムサテー。久しぶりのシンガポールの味は嬉しくてあっという間に食べてしまいました。
食事メニューはこんな感じ。
美味しそうですが、今回は事前にBook the Cookのメニューを注文していましたので通常メニューではありません。
Book the Cookとはご当地メニューや有名シェフ監修の料理を事前にオーダーできるプログラムです。
ビジネスクラス以上の利用、また各ルートによってもメニューが違うので、通常メニューに飽きたとか特別なものを食べたいという方は利用してみては如何でしょうか。
待ちに待った食事の時間です。食器は全てウエッジウッドとのコラボでした。
気に入れば機内で購入することも可能だそうです。
前菜。すごい量のキャビア。勿論シャンパンも一緒にサーブしてくれます。
この2007年型スイートで何と言っても良かったのはこうやって対面で食事ができること。
ちなみに新型では構造上対面どころか隣同士も無理なようです。
奥がロブスターが入ったクリームスープ、手前はダブルボイルポークスープ。
こちらが私が事前にBook the Cookで注文していた子牛のソテー・チューリッヒ風。
お肉がとても柔らかく、味もしっかりついてて美味しかったです。
こちらはロブスター、バターライス付き。
ちょこっとだろうと思っていたらなんと提供されたのは殻付きの大きなロブスターが半分!
ハサミの部分もちゃんとついていました、が、しかし!殻が破られておらず、殻を破る道具を頼んだらないとの返事。
味は美味しかったですが殻付きロブスター提供しといて道具がないとは何事…笑
気を取り直してデザート。こちらは柚子エクレア。
付け合せのエスプレッソアイスクリームが美味しかったです。
こちらは見た目も真っ黒な”Gotham Black”。
チョコレートソルベとその上にさらにチョコと少しのバニラクリーム、そしてチェリーコンポート。
極め付けは高級スイスチョコレートです。この中から好きなものを選ぶシステム。
寝ます。笑
スイートの最大の特徴はこのベッド。真ん中の席を選ぶとハリウッドツインベッドのように隣同士で眠れます。
シートを倒すのではなく、CAさんがベッドをその上に組み立ててくれるので完全なるフラットベッド。
勿論少し硬めですが、機内ということを忘れるほどぐっすり眠れました。
ちなみに着ているシンガポール航空カラー・青色のジャージはスイート乗客全員が貰えるパジャマ。
結構しっかりしたジャージなので今でも時々使っています。
あっという間に朝ごはんの時間。ベッドを直してもらってテーブルセットしてもらいます。
こちらはメインのスイスの郷土料理ロスティ、サーモン付き。
アジア料理が恋しかった私はワンタンヌードル。
2週間ちょっと毎日洋食ばかりだったので胃にしみるほど美味しかった;;
最後に
乗る前は長い長いと思っていた12時間強のロングフライトはあっという間にシンガポールに。
いつもはフライトの度頭が痛くなったりで死にそうになるのですが、今回はそれが嘘のように気にならなかった程快適でした。
ご飯も地上のレストランで食べているかのような内容と味、そしてサービスクルーもベテランさんばかりで流石の対応。まさに雲の上のホテルでした。
ロブスターの殻のことはちょっと今でも笑ってしまうけど笑
冒頭でも言った通り新型スイート(上記写真)はまだ限られたルートのみの運行で、ほとんどはこの2007年型。しかし初期型といっても決して劣っているという事ではないので新型じゃないといって残念がることはないと思います。
勿論機会とお財布に余裕ができたら新型には乗ってみたいし、あと他社ですがエミレーツ航空の機内シャワーも体験してみたいと思っています。
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