PiuM｜懐かし＆美味しい料理に舌鼓！シンガポールの深夜食堂

フレンドリーなオーナーさんが腕によりをかけた美味しくてどこか懐かしくもなるジャパニーズイタリアンを楽しめる知る人ぞ知る人気のお店、Piu M。

みんなに自慢したいけど内緒にもしたい…今回はそんなお店、Piu Mを詳しくお届けします。

＊この記事は移転前の訪問時です。

アクセス・ロケーション

Piu Mがあるのはシンガポールのお買い物エリアである、オーチャード通り。
最寄駅のサマーセットMRTから歩いて5分の所にあるビル、オーチャードプラザの4階です。

現在PiuMはブギス近く、フォーチュンセンターの2階に移転しました。

やけに静か〜なビル内をビビりながら歩きつつ、ここで合ってるのか…？と疑問に思って来た頃、見えました、この青の暖簾。

「あっ、ここグーグルで見たやつだ！（予習しといて良かった〜！）」と進研ゼミ並みの茶番を心の中で繰り広げつつ、看板を確認。

うん、Piu Mって書いてある。

ひっそりと佇むこちらのレストランがそう、何を隠そう今回のお目当、Piu Mです。

店内・メニュー

暖簾をくぐると、そこは手で席数数えられるんじゃないかってほどの小さな店内。
シンプルでアットホームな雰囲気の店内は、どこか落ち着く感じ。

店員さんはおらず、いたのは店長さんお1人のみ。

メニューはお酒に合いそうなものから、日本要素を取り入れた洋風メニュー、がっつりご飯系までびっくりするほど豊富！

飲み物はワインがメインで、店長さんに聞くとおすすめを教えてくれます。

22時半からのお夜食メニューもありました。
午前12時までやっているので、遅くに仕事が終わった日でもちゃんと利用できるのが嬉しい。

いざ実食！

味噌ブラータチーズ、S$10+

口に入れた瞬間鼻までブワッと抜ける濃厚チーズと味噌の風味がたまらない、濃厚極まりないブラッターチーズ。

程よく水分が抜けクリーミー、一口で食べたい気持ちを抑えてちびちび食べる…

この小さい中に旨味がギュン！って詰まってるので、最初はこんな小さいの絶対足りないと思いましたが最終的に調度良い量でした。

マグロタルタル伊勢醤油、S$16+

よくある角切りかと思いきや、パテかと思うくらいなめらかなタルタル。
醤油で味付けしてあり、そのお味はまろやか濃厚！

一面に盛られたいくらもテンション上がります。

クラッカーにこんもり盛っていただきます。

うーん、いくらの塩っけがいい仕事してる。

まーちゃんの餃子シーズン5、S$16+

餃子なんてどこでも食べれるから…と初めは頼むつもりがなかったものの、おすすめされて頼んだら正解！

”あの”よくある焼き餃子かと思ったらクリームがかけられたおしゃれ餃子がやってきました。

プリッと茹でられた餃子は一口噛むと肉汁が溢れるジューシーさ。
肉感もあるけど中にシソが入っており爽やか。

ちょっとコンソメで味付けしてあるであろうクリームも優しい味で舐めたくなるほど美味しい。
クリームと餃子が意外にもあうことに驚きました。たっぷりからめて食べて欲しい。

これ、もう少しメニューに詳細加えてもいいと思います。
絶対名前で損してる。頼んで良かった。

本日のコロッケ、S$10+〜（値段は物による）

事前にコロッケは絶品だよ！とも聞いていたので頼んだこちら。

左は店長のお母さんのレシピだという、まさこのコロッケ。

じゃがいもクリーミー！！！！！

さっくり、ねっとり、たまらん。

メンチカツはぎゅっと詰まった肉、肉、肉…
肉の旨味でぶん殴られた感。美味しいに決まってる。

添えられた酢キャベツがいい仕事してました。

鉄板ナポリタン、S$18+

このために私は来た。

正統派ナポリタン。美味しすぎる。

強すぎないケチャップ、ウインナー、玉ねぎ、ピーマン、
そしてそれらを覆い隠すほどのパルメザンチーズはまさに真夏のシンガポールに降り注いだ、そう、粉雪…（ポエム）

ケチャップの甘みと酸味が懐かしさすら覚える、
これこれ、この味だよ…とうんうん頷いてしまう、誰もが納得するであろうナポリタンです。

ちなみに鉄板と卵は東海式だとか。
そのままでも美味しいけど卵焼きの優しい味がパスタの酸味をマイルドにしてくれて、これまた美味…！

こちら22時半からのお夜食メニューのようですが、それ以前の時間に可能な場合もあるので店長さんに聞いてみて下さい。

フレンチトースト、S$16+

たっぷりのバターとカラメルで焼き上げたふわふわのフレンチトースト。
外はカリっと、中はふわっと、じゅわっと、これぞMehが探し求めていたフレンチトーストです。

まずパンが美味しいのはもちろんのこと、甘すぎない卵液、表面のカリカリに固まったほろ苦いカラメルのコンビネーションが最高。

そして上に盛られたさっぱりしたシトラスソルベのおかげで重すぎずさっぱり食べられます。

カラメルは大部分がお皿にくっついてしまっていましたがこそげ取って食べました笑

最後に

料理も美味しければ、オーナーさんも楽しい、トータルで楽しめたお店、Piu M。
リラックスして美味しく、どこか懐かしさすら覚える料理に全力で舌鼓を打てるお店です。

どれも美味しいので数人で行って色々試して欲しいのですが、勿論1人で行って楽しむのもあり。
10時半以降はお夜食メニュー、現在のシンガポールではお酒も提供できないので比較的入りやすいのも嬉しいポイントです。

皆に大声で教えたいけど、同時に自分だけの秘密にもしときたい…そんな特別なお店でした。

Piu M
営業時間：18時〜0時、月曜定休
予約はWhatsappにて。電話不可
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